Honey yunaちゃん!みつばちの危機を伝え高校生スピーチコンテストで優勝!

地球ハグ倶楽部の高校生ユニットkinokobito&honeyYunaで活動中のYunaちゃんが、高校英語スピーチコンテストで、ミツバチの危機を訴え、優勝しました。

沢山の方に聞いていただきたい若い高校生からのメッセージです。 ぜひご覧ください。

 

 

高校生 SDGs みつばち スピーチ全文(英文)

If Bees Die, We Die
 
Do you like fruits? Strawberry, peach, orange, grapes… I know I do. Imagine a world without these. “If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. ” This was predicted by Albert Einstein. Now, this is becoming a reality.
 
One out of every three bites of food we take is pollinated by honeybees. If honeybees vanish from our planet, we will have a severe food shortage. Vegetables and fruits will not grow unless we pollinate them by hand. We cannot have dairy products because cows won’t have anything to eat. The price of food will be very high and many people couldn’t eat healthy foods. Moreover, we will have a shortage of clothes because cotton will be hard to grow. Lately, honeybees are disappearing from the hives, almost all at the same time. This is called CCD, Colony Collapse Disorder and it started happening from the 1990’s around the world. By 2007, one third of the honeybees in the northern hemisphere had disappeared.
 
Do know what is causing honeybees to disappear? It is an agricultural chemical called neonicotinoid. Neonicotinoid is thought to be the most significant cause of CCD. In Japan, it is used mostly in growing rice, pesticides and house building materials. When honeybees touch neocotinoid, their nerve system doesn’t function and they can’t go back to their hives. Japan has eased the use of neonicotinoid, and the Ministry of Agriculture said that daily intake of the vegetable which are contaminated with neonicotinoid will have no ill health effects. However, France and other countries restrained or banned the use of neonicotinoid. Like these countries, Japan should stop using neonicotinoid.
 
We can also take action. I work with my friend in Hug the Earth Club. We do lectures with Nagoya Open University of the Environment. We had a Japanese Honeybee booth at Nagoya Environmental Day. I talked with many people there. First, I was scared to share what I think about my activities, but doing lectures in club gave me confidence and I was able to share my thoughts. I was inspired by people there and realized the importance of the environment.
 
There are three simple things you can do to help bees, as they help us: 1)You can make a difference by supporting local beekeepers. You can buy honey from local beekeepers or see if they need donations or volunteers. 2)Plant some flowers in your yard. 3) Don’t use pesticides when Planding flowers and plants. Like neonicotinoid, they affect honeybees and us.
 
One third of the food that humans consume is pollinated by insects, 80% of which are bees. If all the honeybees were to die, thousands of plants would follow, which could lead to millions of people starving the following years.
 
“If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live.” If bees die, we die. What will you do to make a difference?
 

スピーチ全文(日本語訳)

蜂の死は私たちの死に繋がる
 
  果物は好きですか? いちご、桃、オレンジ、ぶどう…
私は好きです。これらのない世界を想像してみてください。「ミツバチが絶滅したら4年後には人類も滅びているだろう」というアインシュタインが言ったと言われている言葉がありますが、 今、これが現実になりつつあります。
 
  私たちが食べる食べ物の3分の1はミツバチによる受粉されています。ミツバチが地球から姿を消してしまったら、私たちは深刻な食糧不足となります。野菜や果物は手作業で受粉しないと育たなくなります。牛の食べるものがなくなるので、乳製品を手に入れることができなくなります。食品の価格は高騰し、多くの人々が健康な食品を食べることができなくなります。また、綿が育たなくなるので、衣服が不足します。最近、ミツバチが巣から同時にいなくなるという現象が起きています。これはCCD、蜂群崩壊症候群と呼ばれ、1990年代から世界中で発症し始めました。2007年の時点で、北半球のミツバチの3分の1が姿を消してしまいました。
 
  ミツバチが消える原因は何だと思いますか? それはネオニコチノイドと呼ばれる農薬です。ネオニコチノイドはCCDの主な原因であると考えられています。日本では、主に稲作、農薬、住宅建材に使用されています。ミツバチがネオコチノイドに触れると、神経系が機能しなくなり、巣箱に戻ることができなくなります。しかし、日本はネオニコチノイドの使用を緩和し、農林水産省はネオニコチノイドで汚染された野菜を毎日摂取する事は、健康に悪影響を及ぼさないと言っています。しかしながら、フランスおよびその他の国はネオニコチノイドの使用を制限または禁止しています。これらの国と同じように、日本もネオニコチノイドの使用をやめるべきだと思いました。
 
  私たちも行動を起こすことができます。私は地球ハグクラブで友達と一緒に活動しています。名古屋環境大学のもとで講座をしています。私たちは環境デーなごやに日本ミツバチのブースを出し、そこでたくさんの人と話をしました。最初は、自分の活動について話すことが怖かったですが、地球ハグクラブで行った講座のおかげで自信がつき、自分の考えを伝えることができました。私は環境デーなごやで出会った人たちから刺激を受け、改めて環境の大切さを実感しました。
 
  ミツバチが私たちを助けてくれるように、私たちもできる簡単なことが3つあります。1つ目は、地元の養蜂家から蜂蜜を購入したり、寄付やボランティアが必要かどうかを確認したりする事です。2つ目は、庭に花や植物を植えること。3つ目は、花や植物を植えるときに農薬を使用しないことです。なぜかと言うと、ネオニコチノイドと同様に、ミツバチ、そして私たちに悪影響を与えるからです。
 
  人間が消費する食べ物の3分の1は昆虫によって受粉されており、その80%がミツバチによる受粉です。 すべてのミツバチが死んでしまうと、何千もの種類の植物の絶滅に繋がり、数年後、何百万の人の飢餓につながる可能性があります。
 
  「ミツバチが絶滅したら4年後には人類も滅びているだろう」ミツバチが死は私たちの死に繋がる。 この状況を変えるために、あなたは何をしますか?

高校生達の取り組み

【SDGs】高校生 みつばちとたね 。いのちの循環

地球ハグ倶楽部のみつばちの取り組み

地球ハグ倶楽部は、”自分と人と地球を大切にする力を育む”ことを目的に、親子で自然の中で遊ぶ活動をしています。

地球を大切にすることと、自分を大切にすることは同じこと。
Hug the earth, Hug myself!

私たちが伝えたい想いです。

ミツバチに関しては、なごや環境大学の講座として、
①蜂蜜をつかった、スイーツ作りワークショップ
②蜜蝋を使った、再生可能な蜜蝋ラップワークショップ
③種のアートのワークショップとみつばちと命のサイクルのお話 などの講座

など、高校生が講師として開催。 企業や公共施設からも、様々なご依頼をいただいています。

 

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